【野外観察】河口のアマガイ、マルウズラタマキビ

(令和七年八月一〇日)

昨日 (八月九日) の昼、涼しかったので河口で貝を観察した。
暑い日が続き、野外での観察ができなかったので久々に観察ができて良かった。
天気は曇りで、ボツボツと雨が降って居た。
貝を探した場所は、道路から川に続く石の階段とその周りだった。

アマガイ

階段や、石垣にはアマガイが沢山居た。

[アマガイの群れ]

小さな個体が多く、足の踏み場も無い程だった。
あちらこちらで、貝が石を齧る時の「カリカリ」といった音がした。

[斜め前から見たアマガイ]

活動中のアマガイを近くから撮影してみた。
タマキビなどど同様に触角をピンとさせて居るのが解る。
飼育中に弱った個体は、この様に触角がピンと張らなくなって居た。

観察当日、家のアマガイは既に全滅して一匹も居なかった。
アマガイをまた飼育したいと思ったので三匹だけ採集した。
(写真の個体とは別)

マルウズラタマキビ

アマガイほど多くは無いが、マルウズラタマキビも沢山見ることができた。
アラレタマキビも居たが、普通のタマキビは見なかった気がする。
普段は休眠中の個体が多いのだが、今日は涼しいためか活動中の個体が多かった。
それでも多くはジッとして居た。

[斜め前から見たマルウズラタマキビ]

一枚目の黄色っぽいマルウズラの写真では、貝の顔つきがよく解る。
この個体はフジツボの上をそれなりの速さで這って居た。
よく見ると殻口の近くに小さな巻貝が居る。

[赤みの強いマルウズラタマキビ]

二枚目の個体は赤みが強くて美しい。
あまりにも綺麗なので採集しようか迷ったが、既に本種を飼育中のため諦めた。

その他

写真は撮らなかったが、
イシダタミ、
スガイ、
ウミニナの仲間、
カサガイの仲間も沢山居た。

特にウミニナはアマガイと比べ物にならない程、ビッシリと居た。
陸上より、水の中に沢山居た気がする。

この河口は巻貝の楽園みたいな場所だ。
開発などで貝達が居なくならないか心配だが、筆者には何もできない。
今のうちに貝達と触れ合って、彼らから色々なことを感じ取っておくしかない。

関連

アマガイ
マルウズラタマキビ

奥付

『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次
更新 令和七年八月十六日