アマガイ

アマガイ (蜑貝、アマガヒ) はアマオブネガイ科の巻貝。

[斜め前から見たアマガイ] [アマガイの群れ]
(野生個体とその群れ)

殻は半球形で、殻の色や模様は様々。
硝子越しに見ると「顔」は大きく中央に小さな口がある (イシマキガイに似る)

筆者の近所のとある河口では足の踏み場も無い程のアマガイが居る。
棲息地は局所的であり、河口によっては全く居ない。

アマガイは岩の上を歩いたり岩の隙間で休んだりする。
乾燥、高温や低温に強い。性質はタマキビ貝に似るものの、餌が異なる。

飼育環境

飽く迄も暫定的な飼育方法。
この方法で八箇月は生きたが、改善が必要。

・水槽 - 高さ十一センチメートル程度の瓶
・海水 - 水深、八センチメートルほど入れる
・底砂 - 棲息地の泥を三センチメートルほど敷く
・水槽は明るいところに置く

アマガイは水槽の壁の「茶ゴケ」を食べる。
茶ゴケを安定供給するために、
棲息地の泥を敷くこと、明るくすることが重要かもしれない。

飼育した感想

確認できた餌は「茶ゴケ」のみ。
海藻を食べるところは見たことがない。

水槽の壁に向かって口をモグモグさせることがある。
ガラス面のバイオフィルムを食べるのかもしれない。

筆者の飼育環境ではアマガイは水面近くの壁に留まる。
半分水に浸かった状態からあまり動かない。
たまに水槽の底まで降りることがある。

ウェブの情報によると夏に繁殖し稚貝が生れるらしい。
繁殖させて稚貝から育てることを目標に飼育を続ける。

飼育記録

令和六年八月三日、三個体を連れてきてタマキビと一緒に飼育を始めたが、九月の前半までに全て死亡した。

令和六年九月二十二日、五個体を連れてきた。暫くして一個体だけが死亡した。残りも十二月中には死亡した。

一度目は大きな容器に海水で飼育して、二度目は小さな容器に汽水で飼育した。
環境の差が生存率に繋がった可能性もある。

令和六年十二月七日に大きな五個体を連れてきた。
今回は棲息地の泥を入れて飼育する。

前述の個体は令和七月頃から次々と死亡して、八月五日には全滅した。

令和七年八月九日、新たに三個体を連れてきて飼育を再開。

関連

【野外観察】河口のアマガイ、マルウズラタマキビ

参考情報

アマガイ | 軟体 | 市場魚貝類図鑑
アマガイ, Nerita japonica Dunker, 1860
Microshells: Nerita japonica アマガイ 蜑貝
水産多面的機能発揮対策情報サイト|ひとうみ.jp|アマガイ - みずべの生き物図鑑
アマガイ 10匹 水槽のコケ取りに最適! - ドルドル

奥付

『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次
更新 令和七年八月一〇日