ウミニナ (海蜷)、ホソウミニナ (細海蜷) はよく似た種類であり区別も難しい。 まとめてウミニナの仲間として紹介する。
棲息地は、河口や干潟の砂の上など。
姿はカワニナにはよく似る。 殻の色は白や灰色や褐色で、縞模様があったり無かったりで個体差が大きい。 殻に対して軟体は小さく、黄色味を帯びる。
歩く時は先に体だけを進めた後で殻を前方に引き寄せる。 干潮時の干潟では砂の上に長い筋状の足跡が残る。
狭い場所に密集することもある。
筆者はウミニナの仲間をタマキビ貝と一緒に飼育して居る。
ウミニナの仲間は丈夫であり飼育する上で心配することは少ない。 それでも長生きさせるには一個体づつ、よく観察することが重要。
海藻の他、砂の中の有機物を好んで食べる様に見える。
飼育下では砂利に口を突っ込む様子を観察できる。 意外と力持ちで、自分の体ほどの大きいの小石を頭で押し退けることがある。 動きは活発だが、殻のフタを閉めて眠ることも多く、眠ると中々起きない。
殻を引き摺って歩くため岩の上を歩く時にカラカラと音が鳴る。 容器の底の方に居ることが多いが、壁や天井に登ることもある。
吸着力が弱いため時々高いところから落ちる。 砂利の隙間などに突き刺さり動けなくなる事がある。 その時は人の手で元に戻す必要がある。
ウミニナ, Batillaria multiformis (Lischke, 1869)
北限の生息地陸奥湾に暮らす希少な巻貝 ウミニナの生態を解明 ~青森県むつ市立川内小学校との研究が国際誌に掲載~|2022年度|国立環境研究所
準絶滅危惧種の巻貝「ウミニナ」の北限の生態を解明 | つくばサイエンスニュース
ホソウミニナ, Batillaria cumingii (Crosse, 1862)
2025年12月04日版