冬支度、貝の容器を温める

--- 水槽の不調

先日のアラレタマキビの不調に続き幾つかの巻貝が死んだり弱ったりしました。
原因は不明ですが、寒さが気になりました。

そこで容器を保温することにしました。
大きなプラスチックの収納容器に布を敷いて巻貝の水槽を入れました。
これは飼育者の不安や後悔を避けるためであります。
野生の巻貝は冬でも元気だからです。

水温は日中は摂氏二〇度弱を保ちますが、夜は摂氏一〇度近くまで下がり深夜は下回る可能性があります。
これをせめて摂氏一〇度までに保ちたいものです。

朝になって水温を測ると摂氏一三度程でした。
これで水温のことはあまり気にせず他の問題の解決に集中できます。

--- 別室への移動

ある朝、プラスチック容器から貝の水槽を取り出した時の水温が摂氏一〇度以下でした。
部屋そのものが寒い様です。
そこで夜寝る前に貝の水槽を居間に移動して、夜中に水温計を見ると水温が摂氏十ニ度程であることを確認できました。

--- 奥付

『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次、CC0 適用
・たかし、令和六年十二月六日、令和七年一月十八日