結論から話すと無事でしたが、アラレタマキビが死んだかと思って慌てました。
今日、飼育中のアラレタマキビを見ると俯いまま水の底に居ました。殻のフタを閉めて動く様子がありません。前に飼育した個体がそのまま動かず死亡したことがあるため直ぐに取り出して観察しました。
普通は貝を手に取って殻を撫でると反応があるのに今回のアラレタマキビはピクリとも動きませんでした。ただ竹串でフタに触れた感触ではなんとなく生きた感じがしました。
水につけたり岩の上に乗せたりしましたが、フタは閉まったままなので不安に感じました。それでまた背中を撫でてみるとフタが少し動いたので安心して水に入れたところ体を出して硝子の壁にはりつきました。一安心です。
状況から推察すると壁にはりついて睡眠中に落ちてしまった様に見えます。たまたま俯せだから良かったものの仰向けに落ちた場合は死亡率が高くなります。これは危険なことです。
現在アラレタマキビの居る容器は水深が二センチほどで中央に陸地があります。
野生のアラレタマキビの棲息地には水が無く、あるとしても湿り気がある程度です。それと比べると飼育環境は水が多すぎる気もします。
それこそ容器に石を敷き詰めて水を「ヒタヒタ」にして、さらに背の高い石を置いて乾いた場所を作るべきなのかもしれません。検証したくなりました。
現在はアラレタマキビが一個体しか居ないから追加で数個体 (できればひとつの群れ) を連れてきて専用の容器で飼育するかもしれません。