タマキビ (玉黍、玉黍貝、タマカビガイ、タマキビガヒ) はタマキビ科の巻貝。
河口や磯の、石の隙間でよく見つかる。
水面より上の乾いたところで蓋を閉めて休眠する個体が多い。
水の浅いところで歩き回ることもある。
殻は角張った半球状。
色や模様には個体差がある。
軟体は黒いが、腹側や、触角の付け根、触角の先端は白い。
タマキビの仲間は壁に張り付いたまま殻の蓋を閉めることができる。
粘液を出して殻の口を壁に固定してそのまま眠る。
他の貝は殻の蓋を閉める時に壁から落ちる物が多い。
飼育下では新しくできた殻は元の殻と別の色になりやすい。
飼育環境や餌によって殻の色が決まるのかもしれない。
色の異なる部分が目立ってきたら、長く一緒に暮してきた証拠。
飼育方法はタマキビ貝の飼育方法を参照。
近縁のアラレタマキビやマルウズラタマキビより丈夫で飼育しやすい。
・タマキビ|西宮市ホームページ
・タマキビ|貝のなかま|浦安水辺の生き物図鑑
・タマキビ (タマキビガイ) | 市場魚貝類図鑑
・タマキビガイ | 貝の図鑑
・丹後の海の生き物(タマキビガイ)/京都府ホームページ
・タマキビガイ DASH海岸|ザ!鉄腕!DASH!!|日本テレビ
・すごい自然のショールーム --- 海が苦手なタマキビの乾燥防止法
・タマキビ | 吉野熊野ネイチャー図鑑 | 宇久井ビジターセンター
・臼尻水産実験タマキビ
・大島町貝の博物館 タマキビ科1
・海と陸のはざまに生きる タマキビ
・タマキビ, Littorina brevicula (Philippi, 1844)
・タマキビ: 潟見人の底生生物web図鑑2
『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次
作成 令和七年二月一日
更新 令和七年七月六日
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