作成中(2026年04月15日)
マルウズラタマキビ(丸鶉玉黍、マルウヅラタマキビ)はタマキビ科の巻貝。
内湾や河口に分布。 水面より高いところの、岩の隙間などに潜む。 一年を通じて見つかる。
殻は丸みのある円錐状で、鶉模様と呼ばれる独特の模様がある。 先の方は模様が剥げることが多く、藻類が付き緑色を帯びることもある。
軟体はタマキビと比べて黄色味を帯びる。 腹足の中央に一本の筋があり、足を左右交互に動かして歩く。
全体的に体の色が明るい。 そして小さく真っ黒な眼が可愛らしい。
本種の属するウズラタマキビ属は南方に棲息する種類が多い。 そのためか本種からも南国らしい雰囲気を感じる。
タマキビ貝の飼育方法を参照。
筆者が観察した限りでは、ふやかした焼き海苔を好む。 海藻を噛み切ることは苦手らしく、固い餌のみをやると餓死しやすい。
陸に居ることが多いので、体が乾いたらスポイトなどで海水を掛けるとよい。
マルウズラタマキビ, Littoraria articulata (Philippi, 1846)
貝 ”マルウズラタマキビガイ” 香櫨園浜: 香櫨園浜 鳥だより
マルウズラタマキビ: 鳥だ!飛行機だ!いや、センベイアワモチだ!
以下、雑多な情報。
令和六年の春、海で偶然一個体のみ発見。 イソギンチャクと同居させるための巻貝を探した時の出来事。
水槽に入れてすぐ脱走したことからタマキビの仲間だと気づいた。 ウェブで検索して、マルウズラタマキビであることが判明。
当時は巻貝の飼育方法をよく知らず、海で採った適当な海藻と一緒にして殆ど放置だった。 その個体は数週間後には動かなくなった。 きちんと飼育しなかったことを後悔した。
令和六年の初夏にマルウズラタマキビの群れを見つけた。 雨が降り始めたため急いで三個体を連れて帰った。 大きさが異なることから「ダイ」「チュウ」「ショウ」と名付けた。 今回は餌やりや健康管理をきちんとしたので、死亡することなく元気で居てくれた。
令和六年の八月二十二日に殻の黒い個体を一個体連れてきた。 こちらは同年九月三十日に突然死亡。 気温の急変が原因かもしれない。
令和六年九月十五日に三個体を連れてきた。 今までの個体と離れた地域の出身だが、喧嘩する様子はない。 うち一個体は令和七年一月二十日に死亡。
令和六年十二月二十九日に川のそばの乾いた道路で休眠中の個体を発見。 色が綺麗だったため飼育することにした。
令和七年一月二十五日、河口で見つけたミミズハゼと共に三個体のマルウズラタマキビの飼育を開始した。 こちらは半海水で飼育した。
その後飼育個体は次々と痩せていき全滅した。
令和七年六月一日、飼育をやり直した。 大型の二個体、中型の一個体、小型の一個体を連れてきて飼育開始。