アラレタマキビ (霰玉黍) はタマキビ科の巻貝。
アラレタマキビはコンクリートなどの隙間や窪みに棲む。
棲息地では密集することが多い。
殻の表面に細かな突起がある。
体に対する触角の長さは普通の「タマキビ」より短い。
夏の熱い時に「つま先立ち」をして暑さに耐える習性を持つ。
『アラレタマキビNoditittorinα rαdiataにおけるつま先立ち行動』
https://kochi.repo.nii.ac.jp/record/2051/files/marine20-015.pdf
アラレタマキビは他の貝の背中に乗ることが多い。
捕まり心地が良い様に見える。
楽して移動するために乗るのかもしれない、と言ったら擬人化しすぎか。
現在、適切な飼育環境を模索中。
アラレタマキビはタマキビやマルウズラタマキビと比較して死亡しやすい。
足場となるものから剥がれて逆さまになったまま弱ることが多い。
飼育環境に馴れた個体は長生きする様だ。
本来、気温や水温の変化や乾燥といったストレスに強い貝である。
水槽の中の配置を工夫すれば良いかもしれない。
・アラレタマキビ|西宮市ホームページ
・アラレタマキビ|貝のなかま|浦安水辺の生き物図鑑
・アラレタマキビ: 潟見人の底生生物web図鑑2
・アラレタマキビ | 軟体 | 市場魚貝類図鑑
・葛登支生き物図鑑 - アラレタマキビ
・アラレタマキビ : スクーターで撮り歩き
・Microshells: Nodilittorina exigua アラレタマキビ
・アラレタマキビ : 福井の打上げ貝
・アラレタマキビ, Echinolittorina radiata (Souleyet, 1852)
・水産多面的機能発揮対策情報サイト|ひとうみ.jp|アラレタマキビ - みずべの生き物図鑑
・水が嫌いな貝 – 南方熊楠記念館
・大阪市立自然史博物館 海べの似にたものどうし-タマキビガイのなかま
・海の博物館デジタルミュージアム アラレタマキビ
『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次
作成 令和七年二月三日
更新 令和七年七月六日
適用 CC0