アラレタマキビ (霰玉黍) はタマキビ科の巻貝。
棲息地 - 河口や磯にある岩の窪み
![[アラレタマキビ]](./img/20250927_araretamakibi.512.jpg)
(野生個体)
殻の表面に細かな突起がある。
触角は他のタマキビなどと比べて短い。
夏の熱い時に「つま先立ち」をして暑さに耐える習性を持つ。
『アラレタマキビNoditittorinα rαdiataにおけるつま先立ち行動』
https://kochi.repo.nii.ac.jp/record/2051/files/marine20-015.pdf
アラレタマキビは小さな窪みに密集することある。
他の生物が居ない様な乾いた岩の上にも棲息できる。
他の貝の背中に乗ることが多い。
楽して移動するために乗るのかもしれない、と言ったら擬人化しすぎか。
令和七年十二月現在アラレタマキビを飼育して居ない。
アラレタマキビはあまり水に入らないため水深は浅くする。
行方不明にならない様に、水槽内に石などで複雑な空間を作ることは避ける。
タマキビと同じく塩蔵ワカメなどを食べるが、体が小さいので食べる量は少ない。
本種はタマキビやマルウズラタマキビと比較して死亡しやすい。
足場となるものから剥がれて逆さまになったまま弱ることが多い。
飼育環境に馴れた個体は長生きする様だ。
本来、気温や水温の変化や乾燥といったストレスに強い貝である。
水槽の中の配置を工夫すれば良いかもしれない。
アラレタマキビ|西宮市ホームページ
アラレタマキビ|貝のなかま|浦安水辺の生き物図鑑
アラレタマキビ: 潟見人の底生生物web図鑑2
アラレタマキビ | 軟体 | 市場魚貝類図鑑
葛登支生き物図鑑 - アラレタマキビ
アラレタマキビ : スクーターで撮り歩き
Microshells: Nodilittorina exigua アラレタマキビ
アラレタマキビ : 福井の打上げ貝
シェルペディア アラレタマキビ, Echinolittorina radiata (Souleyet, 1852)
アラレタマキビ - みずべの生き物図鑑
水が嫌いな貝 – 南方熊楠記念館
大阪市立自然史博物館 海べの似にたものどうし-タマキビガイのなかま
海の博物館デジタルミュージアム アラレタマキビ
『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次
更新 令和七年十二月四日