tint2 は Panel や Taskbar と呼ばれる種類のソフトウェアです。これを cwm と組合せることで、cwm に足りない Taskbar を實現し、現在の表示中の Group やウィンドウの一覽といつた狀態を視覺化できます。
OpenBSD では「# pkg_add tint2」で導入できます。
tint2 を導入したら、「$ tint2 &」で起動します。X11 の起動スクリプト (~/.xsession
など) に記述しておくと良いでせう。
起動すると、画面の下端に Panel が表示されます。
tint2conf を使用して tint2 の擧動などを設定できます。設定内容は「~/.config/tint2/tint2rc
」に保存されます。
tint2 の初期狀態では Panel の左端のアイコンから tint2conf を起動できます。
筆者の設定内容を次に示します。
tint2 の Taskbar の操作を紹介します。ここでは Task といふ用語を「項目」と表現します。
尚、Taskbar の項目にマウスを乘せると完全な題名が表示されます。
cwm の初期狀態では、ウィンドウを最大化 (Ctrl + Alt + m) した際、tint2 が隱れてしまひます。これを囘避するには設定ファイル「~/.cwmrc
」に次の行を追加します。
gap 0 30 0 0
尚、gap のパラメーターは、「gap 上px 下px 左px 右px
」ですから、tint2conf で Panel の位置や大きさを變更した場合、gap の記述も調節する必要があります。