春の大潮、干潮

先日、大潮の干潮だったから磯に行った。
少し前よりも潮が引いた様子だった。
大抵は一日に二度干潮になるのだが、よくひくのは片方のみ。
そして春から夏にかけては昼によくひく。
つまり、磯で生き物を観察するなら春から夏の大潮が良い。

冬の間は潮がひいても行ける範囲が狭くてつまらなかった。
これからはしばらく、休日のたびに観察に行くことになるはずだ。

話は変って、
緑藻の多い岩場ではカラマツガイを見ることができた。
彼らは冬の間は殆ど見つからない。
飼育してみたいところだが、今回はやめておく。
前に飼育した時は二箇月程度しか生きなかったからだ。

--- 奥付

『瀬戸内海の小さな生き物たち』目次
たかし、令和七年三月四日
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