ビビ日記、壱
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・たかしの日記です
SNS 上の問題を解決する手つ取り早い方法は SNS に投稿したり投稿を読んだりしないこと。それなら短文を普通の HTML で公開すれば良いものの面倒に感じる人が多いみたい。この「ビビ日記」では SNS みたいな短文を HTML で書いてみる。
画像や動画は SNS や動画サイトで簡単に公開できるのに、HTML を公開できる役務は少ないか、あつてもすぐに終了する。今のところは Neocities が良いかもしれない。
・Neocities: Create your own free website!
・Neocities（neocities.org） | ふうせん〓 FU-SEN、日本語の解説
公開すると今度は「公開しても誰も見ないのではないか」といふ疑問がでてくる。ある程度内容ができた段階で宣伝するしかない。
Gomibako などのリンク集に登録するのが良いかもしれない。リンク集に登録したら自分のサイトからもリンクしておき、相互リンクの状態にしておくのが無難。ただし、そのリンク集を見てゐる人たちが自分のサイトを見たいかどうかは慎重に判断したい。
既に SNS のアカウントを持つてゐるなら、SNS のプロフィールにサイトの URL を設定したり、サイト公開を告知するのも良い。
Brave Search、DuckDuckGo などは検索欄のそばに「プライバシー」とか「追跡されない」の文言を表示しないでほしい。「プライバシー」を誤解してゐる人に画面を見られたら、こちらまで偏見を持たれさうだ。わたしがこれらの検索エンジンを利用する理由は w3m や Dillo などの JS 未対応の UA で検索をしたいから。
追記 -- Brave Search は数回検索すると JS を求めるみたい。lite.duckduckgo.com は「プライバシー」とか表示されないから、これを使用すると良い。
「Android 端末」なる言葉を使ふことがあるけど、端末といへば殆ど処理能力の無い機械を思ひ出す (X 端末とか)。Android の動く機械はそれ自体が高度な処理能力を持つといふ意味を込めて「Android 機器」みたいに呼ぶ方が好きかも。
「既得権益」といふ言葉は好きではない。かういふ言葉を濫用すると、頭を使はなくても大きな事を言つた気分になりやすい。自分で自分を騙してゐる様な感じ。
PC の充電の残量を百分率ではなく「あと何分」の様に表示できる OS がある。これは嬉しい。充電が満タンからから空になるまでの時間は液晶の明るさや CPU の負荷によつて違ふし、電池が劣化すると充電の減りも早くなる。充電の残り時間を見れば「このままだと」残り何分かがわかる。重い軟件の実行を終了すれば残り時間を増やすことができる。わたしの感覚に合つてゐる。
ある人々は git の branch に master と名付けることを倫理的に良くないと言ふけど、それ以前に git といふ単語も下品な気がする。わたしも git の利用者だが。
電子計算機の分野では、單に「今、互ひの好みが違ふ」といふ事をしばしば宗教、戦争と呼ぶ。大げさで幼稚な表現だ。かう云ふ表現は当事者にとつても外野にとつても都合の良い「避げ」の手段だと思ふ。
JavaScript が HTML や web を複雑怪奇にした。そして JavaScript も NodeJS や TypeScript の所為で複雑化した。HTML も JavaScript も本来の綺麗な方法で利用できるけど、複雑怪奇な方法が物理的に可能である以上、それを止める事はできない。
何かを「やめよう」と言ふ人は大体、新たな物を宣伝する。元に戻すために「やめよう」と言ふことは少ない。web の場合、Gemini や Markdown が持てはやされてゐるけど、本来の HTML に戻つても良い。
「日本最初のホームページ」と呼ばれる「KEK Entry Point」の HTML を読んでみると、DOCTYPE 宣言、P 要素を補へば今でも通用する物だとわかる。かういふ単純な物は間違へやうが無いから初心者にも熟練者にも易しいはずだ。(日本語の文書なら lang="ja" もあると良い)
JavaScript に就いては、とりあへず ES Module や import、export をやめることから始めると良い。そして特別な理由が無い限り、必要な算譜を全て cat で繋げてひとつの .js ファイルを作り、HTML からリンクすると良い。
(令和七年一月二十九日 (陰暦、一月一日))
楽しい御正月。今年も良い年になります様に。
生き物の飼育を上達させるには、物事をうやむやにしないことが大切かもしれない。
たとへばコケとか藻とか呼ばれる物をきちんと細分化して考へた方が良ささうだ。
同じ言葉でも、受け取る人ごとに意味の強さが異なる。
たとへば「数日」といふ単語から想像する日数は人によつて異なる。
二、三日だと思ふ人も、五、六日だと思ふ人も居る。
「十数日」と言つたわけではないから「数日」は一〇日以内だと推測できる。
だが文章を話したり書いたりする時にこの様な推測に頼るのは好ましくない。
時間をかけて調べられるなら「数日」「少し」などに具体的な量をあてはめられる。
問題なのは即席で話す場合やすぐに返信が必要な場合だ。
とりあへず「今はまだわからない」といふことは伝へた方がいいかもしれない。
スマホ用の UI といふものがあり人々の目に触れる。
だからスマホ用の UI がスマホ以外の物にも取り入られていく。
デザインは「語彙」に近く、デザインする時は見たことのあるものを元にするからだ。
ただし、UI の意図や理由は見えないから失はれやすい。
見たことがあるといふ理由だけで、スマホアプリの UI を PC ソフトに取り入れ、ブログ記事のデザインを紙の本に取り入れる。
理由や相性は関係が無く、決定権のある人が過去に見たものをあてはめるだけだ。
重大な事故に繋がらない限り、人々はどんなデザインでも使ひこなす。
だからといつて意味や意図の曖昧なデザインが万延するのはどうかと思ふ。
巨大なデータを扱ふためデータセンターが増設されてゐる。
そもそもデータを小さくしようとは思はないのだらうか。
小さい物はすぐ転送できるし容量も食はない。
高画質な写真があつても大きなモニターを持たなければ意味がない。
動画の音質だつて人の話し声が聴き取れる程度でいい。(例外は MV)
ネットのデータを小さくすれば物理的に豊かになれる。
ネットの娯楽で時間を浪費するより漫画、アニメ、映画などのきちんと「編集」された媒体を楽しみたいと思つた。
ネットの興味深い文章を読み進めるうちに瘴気の様な物に心を蝕まれることがある。
素人が作つた物は、著者の精神の不安定なところが反映されやすい。
読者は、真面目な部分と狂つた部分とを正確に区別できず、全体をまる呑みにしてしまひやすい。
私自身の経験や人の話を聴いたところによると、アニメなどを「イッキ視」する間は幸福度が高まつてゐる。
オタク以外の人もドラマや映画、バラエティ番組などを視ることがあるだらう。
スポーツ観戦も良い。
毒抜きされた娯楽は人生の温泉みたいな癒しスポットといへる。
ある物事について他人が「あれはイヤだ」と書いたのを読んで
「これはイヤなことだつたんだな、わたしもイヤだと感じてきた」
と思ふことがある。
そして元々気にしなかつたことが気になつてしまふ。
「フェチズム」を植付けられることに近い。
人が怒られる様子を見ると自分が怒られた気分になる人がたまに居るさうだ。
わたしにもその傾向がある。
さういふ気分になつた時は論理的に
「怒られてゐるのは自分ではない」と認識する癖をつけると良いみたい。
電子メールを自動送信する仕組みはスパムに使用される。
メールは連絡のためだけに使へばよい。
他の手段で連絡できるなら、メールそのものが不要。
役務の利用にメールが必須なら、Google (gmail) が喜ぶだけ。
「難しい」といふ言葉を「不可能」に近い意味で使ふ人、捉へる人が居る。
より具体的に「時間がかかる」「面倒くさい」の樣に表現すれば正確に伝はるだらう。
人はしばしば結論の無い愚痴を書く。
「何某に対して違和感がある。
この違和感を言葉にできない。
どうすれば良いかも分からない」
みたいな物である。
愚痴にも何らかの結論がほしい。
「俺は斯うしたら良いと思ふ」みたいな物でも良い。
筆者なりの結論が無ければ読者の心にしこりが残る。
『ビビ日記』目次
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