LibreOffice は事務作業向けのソフトウェアのセットであり、Writer (文書生成)・Calc (表計算) など複數のソフトウェアが1つになつたものです。
LibreOffice の使用方法は自明ですが、込入つたところがあります。ここでは、試したことや調べたことを中心に取り上げます。
OpenBSD に LibreOffice を導入するには次のコマンドを root で實行します。
「-java」のついたパッケージがなければ、LibreOffice を起動しても「スプラッシュスクリーンのあとでエラーになります。「-jp」のパッケージは無くても動きますが、日本語化には必須です。
LibreOffice 關聯のパッケージは多數あるため、「$ pkg_info -Q libreoffice || less」などで確認すると良いでせう。
Libre Office の起動について。デスクトップ環境を使用する場合は、アプリケーションの一覧から LibreOffice の各プログラムを起動できるはずです。WM (ウィンドウ管理) を使用する場合はコマンドラインから起動します。日本語で使用するには、環境變數 LANG を設定する必要があります。次の樣に起動すれば良いでせう。
コマンド「libreoffice」を起動すると LibreOffice 全體のメニューが表示されますが、「--calc」などをつけると特定のプログラムを直接起動できます。
尚、コマンド「libreoffice」は「soffice」へのシンボリックリンクです。
Writer 固有の Tips です。
パッケージ「libreoffice-java
」は必ず追加してください。これが無い場合、LibreOffice を起動しても「スプラッシュスクリーン」が表示された後にエラーで終了してしまひます。
$ libreoffice Warning: failed to launch javaldx - java may not function correctlyUnspecified Application Error