・OpenBSD 7.8
・XTerm/OpenBSD(399)
xterm(1) - OpenBSD manual pages
Xterm - ArchWiki
XTerm は X11 の terminal emulater。
OpenBSD では OS に XTerm が附屬してゐる。
XTerm の設定は ~/.Xdefaults に記述する。
XTerm*loginShell:true XTerm*metaSendsEscape:true XTerm*faceName:monospace:pixelsize=16.9
記述したら $ xrdb ~/.Xdefaulst を實行してから XTerm を再起動する。
上記コードの metaSendsEscape は Alt キーを使ふために必要。
faceName では書體と文字の大きさとを設定してゐる。
少數点以下の部分を .9 とすると日本語が讀みやすいと感じた。
筆者は日本語書體として VL Gothic を導入してゐる。
VL Gothic を明示しなくても殆どの日本語や漢字がこの書體で表示される。
$ doas pkg_add vlgothic
X Resources に就ての詳細は次の樣な外部の文書を參照。
X リソース - Archwiki
X resources を設定することのメモ | Jenemal Notes (sakura)
尚、XTerm の持つ X Resource の初期値らしきものが /usr/X11R6/share/X11/app-defaults/XTerm にある。
但し全て設定値を網羅してゐるわけではない。
XTerm は (OpenBSD では) 初期狀態で日本語の文字を表示できる。
但し bitmap 書體であり、全角文字を太字で表示することもできない。
TrueType を有效化すると見やすくなるが、書體次第では文字の間に餘白ができる。
前述の通り VL Gothic を導入して pixelsize を調節すると良い感じに表示された。
faceNameDoublesize を使用すれば全角文字に專用の書體を設定できるが、
その書體で表示できない文字は「豆腐」で表示された。
XTerm*faceNameDoublesize:xft:Migu 1M
faceNameで書體を2つ設定するのも良い感じだつたが、
太字の場合に意図しない書體で表示された。
XTerm*faceName:xft:Hack:size=13,xft:Migu 1M
又 faceName に monospace でも DejaVu Sans Mono でもない値を設定すると、
三角や星などの記號が半分欠けて表示され。
monospace などを設定しても「※ こめじるし」は半分欠けて表示される。
今のところ解決策は分からない。
「美々蝶々」目次
更新 2025-12-15 (陰暦10月26日)